先進国の利益を優先する前に途上国への支援を

二つ目は発展途上国からの反対が根強いことです。
途上国は都心部においてはある程度の発展はしていますが、貧富の差が激しいです。
それが都心と地方になるほど差が大きく開き、食事にありつけずに餓死する者も珍しくありません。

「充分な食料さえ確保できていないのに、先進国の発電施設のために植物を栽培するとは何事か」
というのが途上国側の主張みたいですね。
例えばアフリカは未だに原住民が狩りをしているイメージがあったんですが、
今では都心だと高層マンションが立ち並ぶ状態に。

でも通貨の価値を揃えると東京よりも物価が高いらしいです。おそらく自国で高品質な物を作れるほど産業が発達していないため
割高な輸入に頼らないといけない状態だから、輸入にかかったコストが商品に転嫁されているのだと思いますが。

バイオマス発電とは何か

バイオマス発電というのを聞いたことはあるでしょうか。
脂を取る目的に特化した植物を栽培することで、それを燃料として燃やしてタービンを回すことで発電することです。タービンとは風車みたいなもので、燃料で起こした風でタービンを回すことにより電気を生みます。
今までの発電は石炭や石油といった限られた資源の化石燃料が主流でしたが、
バイオマスでは持続可能な燃料ということで一躍有名になりました。

ただ同時に様々な問題も抱えています。
一つ目は膨大な植物を必要とすること。栽培するには長い年月の他に広大な土地が必要です。
電気の需要を見込むのが都会でありながら、都会の周辺に新しく発電所を作れるような土地はありません。
となると地方で栽培となりますが、電気は送電する時にロスしてしまう量が多いので、
利用場所と発電所の距離が離れるほど効果が短くなります。