火力発電についての仕組み

火力発電所は石油を燃やしてタービンと呼ばれる大きい歯車を回すことにより発電しているため発電効率が悪く
燃料となる石油は輸入に頼っているので、輸出国が値上げすれば電気料金もそれに応じて跳ね上がります。
もともと有限の資源ですから今より下落することは考えにくいでしょう。

火力発電所に派生する形で、回収されたゴミを燃やして発電する発電所もあります。
それはリサイクルの一環として、燃やす=燃料としてリサイクル という意味のサーマルリサイクルと呼ばれるものです。
これについては個人的に突っ込み所が満載なのですが脱線するため、今回は燃料の一つという意味で話をします。

サーマルリサイクルを使えば確かに燃料として扱うことは可能なのですが、リサイクルということは
「住民が金を払って購入」→「ゴミを住民が仕分ける」→「業者が回収」→「各発電所へ運ばれる」
という流れを辿ります。住民に負担がかかる上に、コストが石油の比ではありません。
石油の輸入はタンカーで大量に運ぶので1リットル当たりに換算すれば異常に安いわけですから。
それでサーマルリサイクルを取り入れようにも、それだけコストがかかる=電気代にも反映されます。

仮に原発を廃止したら?

さて莫大な被害をもたらした原発ですが、原発事故を機に原発廃止の声が一層高まっています。
中には原発廃止を宣言する党や政治家も登場してきていますね。
ただ個人的には原発は必要だと考えています。それは事故が起きることを踏まえた上でも。

何故かというと今の電気代が異常に安いのは原発のお陰ですからね。
電気代というのは経済の発展に直結していて、電気代が高ければそれだけ経済成長の妨げになりますから。

ですが原発の事故被害は無視できませんので、仮に原発を廃止したとします。
ちなみに全ての発電所の発電量を割合で表すと原発を4とすれば火力が3、水力が2、他が1といったところです。
すると火力発電所と水力発電所に約4割分を頑張ってもらうしかありません。
他というのは最近注目されている太陽光や風力といった自然エネルギーです。
特に太陽光はもともとの発電量が少なく効率が悪い上に電気の需要が大きすぎるので、
騒がれている割に貢献度は少なかったりします。